芭蕉db

山岸半残

やまぎし はんざん

(~享保11年(1726)6月2日)

Who'sWho/年表basho


 本名は山岸十左衛門で、半残は俳号。伊賀上野の藤堂長貞(修理)(俳号橋木)の家臣で、伊賀蕉門の一人。芭蕉自筆の書簡が残っている。享保11年73歳で死去。ただし、半残は父も祖父も山岸十左衛門を名乗り、特に父十左衛門も芭蕉の伊賀門弟であったから、紛らわしく、書簡で十左衛門宛のものは誤りがあるかもしれない。
 「
冬庭や月もいとなる虫の吟」は半残興行の句会での吟。

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半残宛書簡1(貞亨2年1月28日)

半残宛書簡2(元禄2年9月10日)

半残宛書簡3(元禄4年5月10日)


半残の代表作