芭蕉db

服部土芳

はっとり とほう

(明暦2〜享保15年(1730)1月18日)

Who'sWho/年表basho


 服部半座衛門保英。伊賀藩藤堂家の武士。『野ざらし紀行』の旅のおり、東上の途についた芭蕉を追って水口まできて再会を果たし、蕉門に入る。この時、芭蕉は「命二つの中にいきたる桜かな」と感動的に詠んだ。芭蕉をひたすら慕い、元禄元年3月には、伊賀上野の南郊に草庵「蓑虫庵」をひらいた。30歳の若さで藤堂藩士引退し、以後俳諧一途の生涯を送った。享保15年、享年74歳を一期として没。『三冊子』、『蕉翁文集』、『 蕉翁句集』などの著者として、師の記録を後世に残すなど芭蕉亡き後、伊賀蕉門の第一人者になる。

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土芳宛書簡(元禄7年9月23日)


土芳の代表作