いとう ふうこく
(〜元禄14年(1701)9月23日)
Who'sWho/年表/basho
京都の医師。通称は玄恕。『初蝉』を出版。 これが杜撰だと許六に非難されたことがある。芭蕉の作品集の最初の書である『泊船集』の編者として蕉風の伝承に貢献した功労者でもある。
明月や寐ぬ處には門しめず (『續猿蓑』)
松の葉や細きにも似ず秋の聲 (『續猿蓑』)
夕ぐれは鐘をちからや寺の秋(『去来抄』)