芭蕉db
ほととぎす裏見の滝の裏表
(俳諧曾我)
(ほととぎす うらみのたきの うらおもて)
日光裏見の滝
ほととぎす隔つか滝の裏表
(杉風宛曾良書簡)
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元禄2年4月2日。『
奥の細道
』旅中、裏見の滝で。
ほととぎす裏見の滝の裏表
「裏見」と「恨み」をかけている。郭公の声がおもてでは聞えていたのに裏見の滝の中に入ったら聞えないのを怨む、残念に思うというのである。技巧的で面白くない句。
なお、
ホトトギスと郭公について
はここを参照
。