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この時代、「御祓」は陰暦6月晦日に行う風習があった。この句は画讃といわれているが真偽の程は定かでない。「風そよぐならの小川の夕暮は御祓ぞ夏のしるしなりける」(藤原家隆『新勅撰集』)が脳裏にあっての作。 御祓をしていると、川の中の魚が飛び跳ねて、吹く風も気持ちよく何ともいえない気分になる。