芭蕉db

二日酔ひものかは花のあるあひだ

(真蹟短冊)

(ふつかよい ものかわはなの あるあいだ)

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 延宝年間(30歳〜37歳)までの間と思われる作。
 なお、この時期の制作年次不明のものとして、7句がある。

二日酔ひものかは花のあるあひだ

 こうして桜の咲いている間、二日酔いなぞ気にしてはいられない。桜を謳歌しなくては、何時散ってしまうか分からないのだから。