芭蕉db

箕田卯七

みのだ うしち

(〜享保12年(1727)5月7日)

Who'sWho/年表basho


 肥前長崎の人。通称八平次。去来の義理の従兄弟。江戸幕府の唐人屋敷頭を勤めた。去来の追善集『十日菊』を編纂。『有磯海』などに入集。去来と共著の『渡鳥集』がある。


卯七の代表作

涼しさよ塀にまたがる竹の枝  (『炭俵』)

京入や鳥羽の田植の帰る中  (『續猿蓑』)

鶯の海むいてなくすまの浦  (『去来抄』)

猪の鼻ぐすつかす西瓜かな  (『去来抄』)