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門口や牛玉めくれてはつしぐれ

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門口や牛玉めくれてはつしぐれ        作者不覺

去來曰 、此句彦根より見せられたるに、其角がよろほうしの門札の句と等類ト評しぬ*。予はナはだ誤なり。その比ハ少似たる事もけはしく嫌ひのぞきて、一句の惣體をしらず。門と云ひ札といふにて、はや等類の評をなせり*。いとあさまし。