芭蕉db

松尾半左衛門宛書簡

(元禄7年1月 芭蕉51歳)

書簡集年表Who'sWho/basho


二日之貴墨、藤長兵衛殿より御届被下拝見仕候*。愈御堅達御重年被成候由、珍重目出度奉存候*。自是も先無事に左右可申上*、二日に書状したヽめ、修理殿飛脚便りに返翰ながら進上仕候。相達シ可申と奉存候*
尚々鏡代、人の持参候を直に進上、祝義(儀)迄に御祝可成候*。次右衛門殿先日年始之状返翰□仕候間、此度延引仕候*
 
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用之事申遣し候□慥に御届□□□
いが上野赤坂町
  松尾半左衛門様                           同桃青

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 深川から、郷里の兄松尾半左衛門に宛てた書簡。兄宛てに新年用の餅代を送金していることが記されている。