芭蕉db
夕にも朝にもつかず瓜の花
(真蹟自画賛/佐郎山)
(ゆうべにも あさにもつかず うりのはな)
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元禄3年夏。幻住庵にてとされる。
「夕にも朝にもつかず瓜の花」の自画讃
夕にも朝にもつかず瓜の花
夏の花というものは、咲く時間が朝か昼か夕方かとわりと時間の決まったものが多い。そういう中にあってウリの花はのべつ咲いている。どうもしまりが無い。ここにウリとは、真桑瓜を指していて、現在の胡瓜のことではない。