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山城へと旅を続けていたときに予期せざる時雨がきた。ここは歌枕として有名なところだからゆっくり行きたい所だが時ならぬ時雨に急かされて、駕籠を呼んで立ち去らねばならない、というのである。 この時期の作品としてはあまり良い出来とはいえない。