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芭蕉db
内宮は事納りて、外宮の遷宮拝み
侍りて
(真蹟懐紙)
(とうとさに みなおしあいぬ ごせんぐう)
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元禄2年9月13日。『奥の細道』の旅を終えて、外宮の遷宮式を見物。芭蕉はこの時伊勢山田に着いたのが9月12日で10日に行われた内宮の遷宮式には間に合わなかった。伊勢神宮では、『野ざらし紀行』では「三十日月なし千年の杉を抱く嵐」と、また『笈の小文』では「何の木の花とはしらず匂かな」などと詠んでいる。
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尊さに皆おしあひぬ御遷宮
大勢の見物人が21年ごとに行われる遷宮式を一目見ようと集まっている。
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