芭蕉db

降らずとも竹植うる日は蓑と笠

(真蹟自画賛)

(ふらずとも たけううるひは みのとかさ)

降らずとも竹植うる日や蓑と笠

(真蹟画賛)

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 貞亨元年(41歳頃)頃から死の元禄7年(51歳)までの間。『笈日記』では、貞亨5年木因亭としているが不明。

降らずとも竹植うる日は蓑と笠

たとえ雨が降っていない日であろうとも、竹を植える日には蓑笠を着てやってほしい。
 竹はそのまま植えてもなかなかつかない。この国では新緑の頃に植えないと他の季節ではむずかしい。中国では古来、旧暦5月13日を「竹酔日<チクスイジツ>」といって竹を植える日とされた。
 一句は、芭蕉の美意識が見えて面白い。


大垣市馬場にある句碑(牛久市森田武さん撮影)