芭蕉db
   竹画賛

木枯しや竹に隠れてしづまりぬ

(鳥の道)

(こがらしや たけにかくれて しずまりぬ)

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 貞亨年間から死の元禄7年の間であるが詳細な作句年不明。なお、この時期の制作年次不明のものとして、58句がある。これは画讃の句。

木枯しや竹に隠れてしづまりぬ

 画讃句。この画の中の竹は動いてはいない。木枯しを呑み込んで辺りの世界の混乱を竹林が平定しているからである。芭蕉秀句の一つ。