芭蕉db

             八丁堀にて

菊の花咲くや石屋の石の間

(藤の実)

(きくのはな さくやいしやの いしのあい)

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 元禄6年秋。

菊の花咲くや石屋の石の間

 「八丁堀にて」とあるとおりこの付近には江戸時代石屋が多かった。船での運搬に便利だったためである。そんなごつごつして殺風景な石屋の作業場の石材の合間に菊がそそとして咲いている。