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芭蕉db
(俳諧曾我)
(まつたけや かぶれたほどは まつのなり)
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貞亨元年(41歳頃)頃から死の元禄7年(51歳)までの間。元禄5年の説があるが怪しい。
なお、この時期の制作年次不明のものとして、58句がある。
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松茸やかぶれたほどは松の形
見慣れた茸ではあったが、改めてしみじみと芭蕉はマツタケを眺めている。どうみてもマツタケの名から松は想像できない。それもそのはずでその名の起こりは形状ではなく、赤松林で発見されるから松の木ノ子と解されて名付けられたのだから。
しかし、改めて眺めてみると笠の破れた辺りの模様が松に似ている、というのである。松の何に似ているのかが不明だが、かぶれた個所だそうだから赤松の肌のあの文様が似ていたのではないか??
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