(元禄3年4月21日 芭蕉47歳)
書簡集/年表/Who'sWho/basho
大津の乙州宛に出した一通。明日の訪問を予告する書簡。
へびむかでのうるさきも、頃日はなれ候而、世のうきよりはと心静に御坐候間、御心安かるべく候:幻住庵は蛇やらムカデやら、またイノシシも近くに出没した。これはどうも頂けないものの、これにも慣れてしまえば、人間社会の喧騒から見ればはるかによいと心静に居りますので、ご心配無きよう、の意。