消費者行動論 #12  2003/01/09

■メッセージ紹介

●私たちが普段あたりまえのように使っている電気製品が,私たちの祖父母の世代にはないもので,私たちの親の時にはめずらしいものだったということを考えると,消費社会は急激に進んでいることがよくわかりました。

●私も,今,生活している中で物をとても消費していると思った。日本の伝統的な節約の美徳を守らないといけないと感じた。おばあちゃんの家に行ったとき,紙やパックをいつか使えるかもしれないとおばあちゃんがとっておいたものが役立ったことが何度もあったのを思い出した。

●貧困階層や中間所得階層の割合に驚きました。世界中には貧しい人々も多くいるというのは分かっていましたが,これほど多いとは知りませんでした。貧しい生活を送っている人が,私たち消費者階層がもたらしている環境問題に影響を受けていると思うと,理不尽な感じがしましたが,私がそんな事を言える立場ではないように思いました。地球の未来を考えるならば,私たち消費者階層の生活を見直さなくてはいけないと思いました。

●消費ばかりすることが良いことではないと思う。環境にも配慮しなければならないと思う。が,消費者階層は中間所得階層に移ることはできないと思う。中間所得階層の生活では満足できないと思う。


1.イントロダクション

2.消費者行動の心理学

3.消費者と社会


4.消費社会の問題点

★参考文献:
アラン・ダーニング『どれだけ消費すれば満足なのか:消費社会と地球の未来』,ダイヤモンド社,1996.

4−1.世界に広がる消費社会(第2章)

・3つの階層
 ・消費者階層:1/5
 ・中間所得階層:3/5
 ・貧困階層:1/5
  ⇒消費者階層が環境に大きな影響を与えている

・消費社会の出現
 ・20世紀のアメリカで出現
 ・1960年代までに,西ヨーロッパ,日本へと拡大
 ・1980年代は浪費が横行

・消費主義という生き方
 ・消費主義:消費の拡大が幸福・成功につながると考える文化的傾向
━━━━━━━━前回ここまで━━━━━━━━

4−2.豊かさゆえの貧困(第3章)

・欲望の拡大⇒消費が増えても満足につながらない
・他者との社会的つながりが断ち切られる
 ・幸福度の3要因:交際,仕事,余暇


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