芭蕉db

門松やおもへば一夜三十年

(六百番俳諧発句合)

(かどまつや おもえばいちや さんじゅうねん)

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 延宝5年、芭蕉34歳の時の作。芭蕉は、この年に俳諧宗匠として立机(プロの俳諧師になること)したらしい。来し方の人生を感慨を持って振り返ったか。この年22句が現存する。

門松やおもへば一夜三十年

 新しい年を迎えて、来し方30年を振り返ってみればまるで一夜の夢のようだ。