退凡・下乗の卒都婆*、外なるは下乗、内なるは退凡なり。
退凡・下乗の卒都婆:ブッダが霊鷲山で説教をしたときに、マカド国の王ビンバシャラが道路を建設し、その途中に建てた卒塔婆。退凡は凡人を退ける、下乗は娑婆禁止の意という。本文では、前者は霊鷲山に近い(内)側にあったという。 なお、娑婆は、生きている者にとって苦しみに満ちた世界のこと。霊鷲山には俗物も苦痛も無かったのであろう。
「ああそうですか」としか言いようが無い。
たいぼん・げじょうのそとば、そとなるはげじょう、うちなるはたいぼんなり。