おおた はくせつ
(生年不祥)
Who'sWho/年表/basho
本名太田金左衛門。三河新城の名門と言われている。元禄4年秋、芭蕉は『奥の細道』以来丸2年の上方暮らしから最後の東下の旅の際、蓬莱寺で発病し、寺から「夜具(かいまき)」を借りて回復した。この折同行したのが白雪だった。その時の句「夜着ひとつ祈り出して旅寝かな」
白雪宛書簡(元禄6年8月20日)
蓮の葉や心もとなき水離れ (『續猿蓑』)