- 芭蕉db 
- 笈の小文
- (葛城山)
    
  - 葛城山*
  
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- (なおみたし 
    はなにあけゆく かみのかお) 
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- 猶見たし花に明
	行神の顔
-  恥ずかしがらずに顔を見せてください、一言主神さま。この山の桜は全山満開、その美しいこと。あなたもきっと美しいに違いありません。 
    
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 葛城一言主神社境内の句碑(牛久市森田武さん撮影)
 
  - 葛城山:葛城山の祭神は一言主神<ひとことぬしのかみ>。この神様は、大変醜い顔立ちの神。その昔、役の行者が葛城山から金峰山に橋を作っていた時、この神は容貌を恥ずかしがって夜間だけ手伝ってくれたという伝説がある。一句はこの伝説を踏まえる。