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書簡集/年表/Who'sWho/basho
伊賀上野帰省中に藤堂新七郎家から肴を下賜されたらしいことが記されている。
今朝自二旦那様一御肴頂戴仕、難レ有奉レ存候:<けさだんなさまよりおさかなちょうだいつかまつり、ありがたくぞんじたてまつりそうろう>と読む。旦那様とは藤堂新七郎家の当主良長で、俳号<探丸>。
権右衛門方に而念比之もの共寄合戴申候:<ごんえもんかたにてねんごろのものどもあいよりいただきもうしそうろう>と読む。権衛門は不明。
後程御禮に参上可レ仕候:<のちほどおれいにさんじょうつかまつるべくそうろう>。後刻藤堂家にはお礼に参ります、の意。