Windows98, Me (95)
今となっては古い。韓国語を利用する人は強くWindows XPへの移行を奨める。
一応簡単に解説する。
1)Microsoft GLOBAL IME for Korean with Language support Ver.5.01以降を利用する
インストールの難易度: 容易2)サードパーティ製の韓国語入力ユーティリティを日本語版Windows98にインストールして利用する
コスト: 安い(無償配布)
ソフトの入手可能性: 高い (インターネット上で無償配布)
利用の自由度:低い 利用できるアプリケーションが限定される。韓国語フォントはどのアプリケーションでも利用できるが、韓国語入力は、限られたアプリケーション(Word2000, Internet Explorer 4.0以降, Outlook97以降, Outlook Express[98付属のもの、またはIE4.0付属のもの]など)でしか利用できない)
インストールの難易度: 容易3)韓国語版Windows98のMSIME98を日本語版Windows98に移植する
コスト: 掛かる。3万円程度
ソフトの入手可能性: 容易
利用の自由度:高い(元来多言語非対応のアプリケーションでも利用可)
※下記IMEユーティリティにおいては、元来UNICODEや多国語非対応のアプリケーションで日本語と韓国語を共存させる ため、本来のコード(KSコードもしくはUNICODE)とは異なる独自のコード(KSコードを日本語にあたらないようにするためシフトさせたコード、 KWコード)で韓国語を入力する。この場合、韓国の人とファイルをやりとりするような用途には向かない。この点をよく注意してユーティリティを使う必要が ある。このため最近これらのユーティリティは独自コードIMEとKSコードIMEの2本立てとなっている。Unicode非対応のアプリケー ションでの日韓混在文書は独自コード、Unicode対応アプリケーションではKSコード入力を使う。
なお、最近WinXPの普及により入力ソフトとしての存在意義が薄れているので、WinXP上でも存在意義のある入力以外のユーティリティソフトとして の存在意義を高める方向にシフトしている。主なサードパーティ製Korean IMEユーティリティへのリンク
- 高電社 Korean Writer Ver. 5
特徴
日本語環境で韓国語処理をするソフトの老舗。独自のKWコードIMEと本来のKSコードIMEの2つを搭載。現在は音声読み上げ機能や翻訳機能など韓国 語でのコミュニケーションユーティリティという性格を強めている。- オムロンソフトウェア 楽々韓国語
韓国語IMEとしてKWnn4を搭載。KW,KSコードIMEの二本立てなのは高電社のKorean Writerと同じ。ただKWnn4は入力予測機能がついているので、Korean Writerよりも入力は楽かも?また小学館の「朝鮮語事典」の電子版を搭載するなど、韓国語の読み書きに特化したユーティリティと言う性格を強めてい る。
インストールの難易度: 難しい
4)アレアハングルミレニアム(またはPLUS)を使うWindows98の構造に精通し、レジストリエディタを利用できるだけのコンピュータに関する知識が必要今となっては何のメリットもない。素直に WindowsXPを使ったほうがよい
韓国で最もシェアの高い(かった?)韓国語対応ワープロソフトで、99年末に機能強化版の名でマルチリンガルワープロとして生 まれ変わったハングル97機能強化版(アレアハングル日本語版の後継品)を利用する(現在はアレアハングルミレニアムおよび、翻訳機能をつけたPLUSと 称している)。日韓文書の混在ができるのはワープロの中だけだが、添付ファイル等を通したハングル97形式のファイルによる韓国の人との文書のやり取りに は問題ないと思われる。韓国人とワープロファイルベースでのコミュニケーションを図りたい場合はWindows2000, XP上でも利用価値がある。なお、アレアハングル形式のファイルを読むだけなら無料のアレアハングルビュアーがある。 <>
ハーンソフト社日本語のサイトはこちら
アレアハングルビュアーのダウンロードはこちら
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