用語解説(コンピュータハードウェア編)
-
CPU
プログラム命令を解釈し,実行する装置。人間に例えれば、脳の思考をつかさどる部分。現在はCPUの種類としてはAMD
K6, MMX Pentium, Pentium2, Celeron, AMD K6-2, Pentium3などがあり、性能の差もあるが、現在では種類の差による性能差は比較的小さい。
人間でも脳の回転が早ければ早いほど、頭が良いことになるが、その回転の速さを示すのがCPUのクロック周波数である。この値が2倍大きければ、性能も2倍良いことに(一応)なる。現在はクロック周波数は266〜500MHzぐらいが普通だが、ワープロ程度の用途なら、133MHz程度でも十分。
-
メモリ
コンピュータの短期記憶を保持しておく装置。パソコンのカタログなどで一般的にメモりという場合は、下のメインメモリを指す場合が多い。それ以外にキャッシュメモリ、グラフィックス(ビデオ)メモリなどがある。
-
メインメモリ(RAM:ランダムアクセスメモリ)
CPUが動作する際に一時的にデータを貯えておく記憶装置。人間で言えば短期記憶に相当する。もちろんこの量が大きければ大きいほど頭が良い(性能が良い)ということになる。CPUの性能がいくら良くても、メインメモリが足りないと足を引っ張ってしまい、コンピュータは性能を発揮できない。従ってパソコンを買うときは、一般的にはCPUの種類を気にするよりもメインメモリの量を気にしたほうがよい。今は64M〜128Mぐらいが一般的。
メインメモリにはその形状、動作特性等により、SIMM(パリティつき、パリティなし),
DIMM, SDRAM などいくつかの種類があるので、どの種類のメモリが使えるかは、使っているパソコンの説明書をよく読んでから選ぶこと。
-
ハードディスク(固定ディスク)
ソフトウェアのプログラムファイルや自分が作成したデータ・文書ファイルを保存しておく記憶装置。ハードディスクはメインメモリよりデータの読出しに時間がかかるので、通常コンピュータで情報処理を行う場合、プログラムやデータを、低速なハードディスクから一旦高速なメインメモリに読込んでから、CPUが処理を行うという手続きを取る。人間に例えれば思い出すのに時間のかかる長期記憶と言ったところ。
-
リムーバルディスク
ハードディスクがコンピュータに内蔵または据えつけられているのに対し、ファイル等をコンピュータから運び出すために使う記憶装置がリムーバルディスクである。データの読出し速度はハードディスクよりさらに遅くなる。ハードディスクは人間のミスや故障によりデータが消えてしまうことが往々にしてあるので、そうなってもデータがなくならないために利用する。リムーバルディスクには以下のようなものがある。このうちどんなコンピュータでも必須なものはフロッピーディスクとCD-ROMである。
読書きできるディスク
読取り専用ディスク