消費者行動論 #12  2002/01/17


◆お知らせ◆

試験日程:2002年2月7日(木)2限

■感想より

●消費社会が広がることによって物や富を得られたかもしれないが,それよりももっと多くの物を犠牲にしていると思う。環境や昔から受け継がれてきた節約方法など,金よりももっと大切なものを私たちはなくしてきていると思う。消費社会が広がることは逆に悪いことだと今回の授業を通して思った。

●50年代半ばから今日まで,国民の総生産も,一人あたりの消費支出も,2倍近く増加したのに,「たいへん幸福」と感じた人が変わらないという結果に,幸福と満たされる時はどんな時なんだろうか。少し疑問を感じました。



消費社会の問題点


★参考文献:
 アラン・ダーニング
 『どれだけ消費すれば満足なのか:消費社会と地球の未来』
 ダイヤモンド社,1996


■世界に広がる消費社会(第2章)

◆3つの階層
・消費者階層:1/5
・中間所得階層:3/5
・貧困階層:1/5

 ⇒消費者階層が環境に大きな影響を与えている

◆消費社会の出現
・20世紀のアメリカで出現
・1960年代までに,西ヨーロッパ,日本へと拡大
・1980年代は浪費が横行

◆消費主義という生き方
・消費主義:消費の拡大が幸福・成功につながると考える文化的傾向


■豊かさゆえの貧困(第3章)

・欲望の拡大⇒消費が増えても満足につながらない
・他者との社会的つながりが断ち切られる
 ・幸福度の3要因:交際,仕事,余暇


■欲望を刺激する社会(第9章)

・広告:消費欲求をかき立てる
・対抗する試み
 ・健康に悪影響のある商品の広告の制限
 ・環境広告の検証
 ・グリーンコンシューマリズム
・商業テレビ放送の影響
 ・アメリカン・ライフの広がり
  ⇒文化の多様性の喪失
・公共スペースの商業化
 ・ショッピングモールの広がり⇒他の場所の魅力の低下


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