●課題の狙い:「調べて考える」 ●課題:自分でテーマを設定して,実態調査あるいは文献等の資料調査を行い,レポートを作成して提出して下さい。 ・具体的に調べた事実に対して,自分なりの分析・評価をすること ・どのような背景・システムのなかでその事実が生じているか(分析) ・それは良いことか悪いことか,どうしてそう考えられるか(評価) ・自分の調査結果を踏まえて,できれば次のことも考えてみて下さい ・自分や周りのみんなにとって「よい環境」「よい生活」とは何だろうか ・「よい環境」「よい生活」を実現するためにはどうしたらいいだろうか(施策) ・可能なら,授業で取り上げた考え方をふまえて考察してみて下さい。 例:生活環境主義,社会的ジレンマ論,受苦圏・受益圏,など 【実態調査】自分の生活の中での環境とのかかわりの実態を調べる。 ・テーマの例: ・日常の買い物と環境 ・生活の中で出るゴミ ・水やエネルギーの使い方について ・祖父母など身近な老人に,昔の生活についてインタビューする 【資料調査】自分で設定したテーマについて,文献やインターネットで調べる。 ・テーマの例: ・循環型社会についての国の施策について ・甲府市の廃棄物処理について ・水俣病について ・町並み保全とまちづくりについて ・「環境にやさしい」生活とは? ・どうしても自分でテーマを設定できない人は,次の課題図書のうち1冊を 読み,自分の生活と照らし合わせてレポートを作成すること ・栗原彬編『証言 水俣病』岩波新書,2000 ・石弘之『地球環境報告II』岩波新書,1998 ・石川英輔『大江戸えねるぎー事情』講談社文庫,1993 ●書き方 ・ 本文分量はA4レポート用紙で3枚以上とします。ワープロ可。 ・ 本文とは別に,表紙を付けてください。表紙には,学生番号,氏名,レポート題名(調べたテーマをわかりやすく示すこと)を忘れずに記入して下さい。 ・ 本文は調べた内容をわかりやすく整理して説明し,それについての自分の分析・評価・感想を書くようにして下さい。 ●評価の方針 ・テーマ設定が優れているか ・調査はしっかりされているか ・自分の考えがしっかり示されているか ・レポートがわかりやすくまとまっているか ●提出日:9/11および9/18の授業終了時に受け取ります。 ●その他,わからないことは遠慮なく相談して下さい。 E-mail: minoura@yamanashi-ken.ac.jp |
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