更新日:02/02/27 23:23:41

3.FDDI
4.PPP
5.VPN

図7.1.1 Ethernetフレームフォーマット

図7.2.1 EthernetとIEEE802.3の相違

図7.2.2 IEEE802.3 フレームフォーマット
3オクテットのLLC層は,論理リンク制御部でポーリング・セレクティング方式を意図して挿入されています.
SNAPは,5オクテットのフィールドで,そのうち最初の3オクテットはDataフィールドのプロトコルタイプを示し,つづく2オクテットはEthernetのETYPEと同一のフィールドです.
G(x)=X32+x26+x22+x16+x12+x11+x10+x8+x7+x5+x4+x2+x+1

図3.1.1 FDDIトークン
SD:Starting Delimiter これは8ビットフィールドで,トークンまたはフレームの先頭を表わすフィールドです.「JK0JK000」となっていますが,<J>や<K>は波形であって意味を持ったコードではありません.こういうものをバイオレーションコードといいます.<0>は意味を持ったコードでこの場合は差分(マンチェスター)コード(<0>では,−Eから+Eへ,または+Eから−Eへ変化し,<1>では変化しない)が使われています.
AC:Access Control 8tビットフィールド.優先度や優先予約をして,送り出したいフレームの局間調整を行うために設けてあります.「PPPTMRRR」となっていますが,ここに;
ED:Ending Delimiter 8ビットフィールドで,<JK1JK1IE>と入ります.<J>や<K>はバイオレーションコード,<I>は,Intermediate-frame Codeといい,トークンでは常に<1>が入り,後続のないフレームや単独のフレームではこれが最後であることを表わして<0>が入ります.<E>は通常は<0>が入りますが,FCSに誤りがチェックされたときは<1>とします.
下の図は,FDDIフレームの全体構造を示します.SD,AC,EDはトークンと同一ですから説明は省略します.

図3.2.1 FDDIフレームフォーマット

図7.4.1 PPPのフレームフォーマット
FCS: 16ビットでIEEE802.3のフレームと同一です.
7E: これはフラグで16進数では7Eですが,2進数で,
01111110
の8ビットが入ります.
インターネットリモートユーザがPPPによってインターネットにログインする手順を見てみましょう.
@ まず,電話線(シリアルライン)に接続されているターミナルアダプタに接続要求を発します.
A すると,PPPはリンクの開設を始めます.つまりLCP(
Link Control Protocol)によってリンクを開く動作に移ります.この場合IPリンクの初期設定ですから図7.4.1のProtocolフィールドには8021のIP制御プロトコルが指定されます.そしてそのデータフィールドには下の図7.4.2のLCPパケットが入れ込まれます.そのLCPの「Codeフィールド」には設定要求「00000001」が,「識別子フィールド」には適当なID番号が埋め込まれてセッションの識別に使われます.また,「長さフィールド」にはLCPパケットの全長がビット単位で表示されます.

図7.4.2 PPPにおけるLCPパケットフォーマット
B なお,上図のCodeフィールドには次のような番号が使われます.
1=設定要求,2=設定に対する応答(ACK),3=設定に対する否定応答(NACK),4=設定拒絶,5=終了要求,6=終了応答確認,7=コード拒絶,8=プロトコル拒絶,9=エコー要求,10=エコー応答,11=廃棄要求,12=識別,13=残存時間.
C 上図のCodeフィールドに00000001が埋め込まれた設定要求を行う場合にはそのDataフィールドに下の図7.4.3のような設定要求Optionパケットが入れ込まれます.この場合のTypeフィールドには次のようなタイプ値が決められています.これらをDataフィールドに連続して入れ込むことでPPPの設定を終了します.
0=未使用,2=最大受信単位(MRU),3=認証プロトコル,4=品質プロトコル,5=マジックナンバー,7=プロトコルフィールド圧縮,8=アドレス及び制御フィールド圧縮,9=FCS選択,10=自己記述パディング,13=コールバック,15=複合フレーム,17=マルチリンク最大受信再構成単位(MRRU),18=マルチリンクショートシーケンス番号ヘッダ,19=マルチリンクエンドポイント識別子.

図7.4.3 LCPオプション
D PPPの初期設定が終了したら,IPデータグラムを送受信します.

図7.5.1 VPNの概念図
上図のように今,本社Aからデータをパケットにカプセル化して支社Bに向けて送信する場合に,一旦VPN装置(ゲートウェイ)に送信します.すると,このVPN装置は,そのパケット全体を暗号化してVPNパケットの中にカプセル化して受信点のVPN装置宛に送信してくれます.受信地点では,VPN装置がカプセルを解いて支店B宛に届けます.
このIP層の暗号化部分を司るプロトコルのことをIPsec( IP
Security Protocol)といいます.その詳細については,RFC2402に詳しいのでここでは省略します.