芭蕉db
石枯れて水しぼめるや冬もなし
(東日記)
(いしかれて みずしぼめるや ふゆもなし)
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延宝8年頃の作。
石枯れて水しぼめるや冬もなし
せせらぎの水が枯れて、石が乾いてしまって白く露出してしまうと、見た目の寒さを感じなくなるから、かえって冬の季節感は消えてしまう、というのであろう。理屈っぽくて面白くない。