つれづれなるまゝに*、日くらし*、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を*、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ*。
つれづれなるままに、ひくらし、すずりにむかいて、こころにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなくかきつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ